上映スケジュール


2月16日(金)〜2月17日(土) (終了予定 6:20頃)
「ジーナ・ローランズ&ジョン・カサヴェテス・ナイト」
グロリア
  
1980年 アメリカ 123分 DCP上映
監督: ジョン・カサヴェテス
出演: ジーナ・ローランズ、ジュリー・カーメン、ジョン・アダムス ほか
配給: ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
カサヴェテスがメジャー(コロンビア)で撮った数少ない映画。ヒロイン=ジーナ・ローランズのタフなカッコよさと小気味良いアクションで、映画監督としてのカサヴェテスが日本の映画ファンにも知られるようになった。ジーナ・ローランズはジョン・カサヴェテスの妻として監督処女作「アメリカの影」(1958)から出演以外にも様々な形で映画製作を支えた。

グロリア
  
こわれゆく女
  
1975年 アメリカ 147分 35ミリ上映
監督: ジョン・カサヴェテス
出演: ジーナ・ローランズ、ピーター・フォーク、マシュー・カッセル ほか
配給: ザジフィルムズ
カサヴェテスとピーター・フォークの共同出資で製作、友人や親戚が出演してリハーサルを重ねながら週6日13週間にわたって撮影され、配給も自ら行った。ジーナ・ローランズが演じる女性は繊細で感受性が強く、時に精神が不安定になる。夫や周囲の大人たちは彼女を精神を病んでいるとして施設へ送ってしまう。夫婦の愛は、家族の愛はどのように可能なのか。

こわれゆく女
 ©1974 Faces International Films,Inc.
オープニング・ナイト
 
1977年 アメリカ 144分 BD上映
監督: ジョン・カサヴェテス
出演: ジーナ・ローランズ、ベン・ギャザラ、ジョン・カサヴェテス ほか
配給: ザジフィルムズ
これもカサヴェテス本人の資金による製作で、途中資金が尽きて撮影が中断したため、俳優業で製作費をねん出した。映画はジーナ・ローランズが舞台女優として主演する「セカンド・ウーマン」という芝居が地方公演を経てブロードウェイのオープニング・ナイトを迎えるまで、彼女がいかに老いという問題を克服して舞台に立つか、役者という芸に生きるタフなヒロインを描く。

オープニング・ナイト
©1977 Faces Distribution Corporation
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